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ベクトルドロー・レベルゼロ

Fusion 360 スクリプト 2つの直線の間にフィレットを追加し、オフセットで線を複写する

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新規作成日 2017-08-16
最終更新日

Fusion360では、スクリプトとアドインが使用できます。スクリプトやアドインは、プログラミングの技能があれば、自分でプログラムすることが可能です。プログラミングできなくても、公開されているスクリプトやアドインを利用することができます。

スクリプトやアドインは、定形機能をスクリプトで記述し、複数の操作をまとめて実行する機能です。ほとんどのCADでは、UIで提供されるコマンドは、APIと呼ばれる基本機能を組み合わせたスクリプトで作成されています。スクリプトとアドインが作成できれば、自分の必要な機能を自分で用意することができます。

このAPIサンプルは、Fusion360のドキュメント内で紹介されています。

Sketch fillet and offset API Sample

2つの直線の間にフィレットを追加し、オフセットで線を複写します。

スクリプトとアドインをクリックします。

スクリプトとアドインをクリックします。

作成をクリックします。

作成をクリックします。

「プログラミング言語」にPythonを選択し、「スクリプト名またはアドイン名」と「説明」を入力し、「作成」をクリックします。

「プログラミング言語」にPythonを選択し、「スクリプト名またはアドイン名」と「説明」を入力し、「作成」をクリックします。スクリプト名に日本語が利用できないことに注意して下さい。

項目を選択し、編集をクリックします。

マイスクリプトに入力した内容で項目が追加されます。項目を選択し、編集をクリックします。

Spyderが起動するので、サンプルコードをコピーして、Editペイン貼り付けます。

Spyderが起動するので、サンプルコードをコピーして、Editペイン貼り付けます。後から確認し易いように、日本語のコメントを追加します。図のペインの配置は、初期状態から変更しています。

#Author-
#Description-スケッチの中でフィレットの作成を説明します。そして、一そろいの曲線をオフセットします。

import adsk.core, adsk.fusion, traceback

def run(context):
ui = None
try:
app = adsk.core.Application.get()
ui = app.userInterface
doc = app.documents.add(adsk.core.DocumentTypes.FusionDesignDocumentType)
design = app.activeProduct
# Get the root component of the active design.
# アクティブ・デザインのルート・コンポーネントを取得します。
rootComp = design.rootComponent

# Create a new sketch on the xy plane.
# xy平面上に、スケッチを新規作成します。
sketches = rootComp.sketches
xyPlane = rootComp.xYConstructionPlane
sketch = sketches.add(xyPlane)

# Draw two connected lines.
# 2本の接続した線を描画します。
lines = sketch.sketchCurves.sketchLines
line1 = lines.addByTwoPoints(adsk.core.Point3D.create(0, 0, 0), adsk.core.Point3D.create(3, 1, 0))
line2 = lines.addByTwoPoints(line1.endSketchPoint, adsk.core.Point3D.create(1, 4, 0))
# Add a fillet.
# フィレットを追加します。
arc = sketch.sketchCurves.sketchArcs.addFillet(line1, line1.endSketchPoint.geometry, line2, line2.startSketchPoint.geometry, 1)

# Add the geometry to a collection. This uses a utility function that
# automatically finds the connected curves and returns a collection.
# コレクションに、ジオメトリーを追加します。 
# 繋がった曲線を自動的に見つ、コレクションを返すユーティリティ関数を使用します。 
curves = sketch.findConnectedCurves(line1)
# Create the offset.
# オフセットを作成します。 
dirPoint = adsk.core.Point3D.create(0, .5, 0)
offsetCurves = sketch.offset(curves, dirPoint, 0.25)
except:
if ui:
ui.messageBox('Failed:\n{}'.format(traceback.format_exc()))
実行します。

実行します。

フィレットで結ばれた直線が描かれ、その線のオフセットが作成されます。

フィレットで結ばれた直線が描かれ、その線のオフセットが作成されます。

このようなスケッチが描かれます。

このようなスケッチが描かれます。

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