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ベクトルドロー・レベルゼロ

Fusion360でモデリングした3Dプリンタ部品

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新規作成日 2020-01-16
最終更新日

3Dプリンタ・キット FlsunCubeを購入しました。

3Dプリンタ・キットは、部品の交換や改造することが前提です。部品の形状をFusion360でモデリングする方法について確認しました。

構造

キューブ型の3Dプリンタは、フレーム構造とリニアレール、ヘッド、エクストルーダーで構成されています。

フレーム構造は、専用の板金部品で作られているものと、汎用のアルミフレームを利用して作成されている製品があります。

フレーム構造

FlsunCubeの筐体は、アルミフレームで作られています。

中華アルミフレーム

FlsunCubeでは、フレーム構造に汎用のアルミフレームが使用されています。でも、なんだか、断面の厚みの薄いアルミフレームが使用されていました。

中華アルミフレーム_モデルデータ

L ブラケット

アルミフレーム同士を固定するブラケットです。金属でできていました。

ブラケット_モデルデータ

シャフトフォルダ 8mm

FlsunCubeでは、Φ8の丸棒がシャフトとして使用されています。そのシャフトをアルミフレームに固定するために、シャフトフォルダが使用されます。プラスチック部品です。

シャフトフォルダ 8mm モデルデータ

ベアリング・ホルダー

FlsunCubeでは、Φ8の丸棒がリニアシャフトとしても、回転を伝達するための軸としても使われています。

回転を伝達するための軸として使われるΦ8の丸棒を固定するベアリング608ZZ ABEC-7(内径8mm×外径22mm×幅7mm)のフォルダとして使用されます。

ベアリング・ホルダー モデルデータ

ボルト、ナット類

JIS M4 四角ナット

JIS M4 四角ナットをモデリングした。

アルミフレームは、フレームの溝に、四角ナットなど、専用のナットを入れることで、ボルトで固定できます。そのことで、いろいろな形状のフレーム構造を溶接などの作業をすることなく、簡単に行うことができます。

FlsunCubeでは、アルミフレームの溝にキッチリ入るナットではなく、横からでなく上からも入れれるように、JIS M4 四角ナットを使っています。そのため、溝に対して、四角ナットが斜めになっていないと、ボルトを締め付けると外れてしまいます。

JIS M4 四角ナット モデルデータ

平ワッシャ

内径4.4 mm 外形12 mm厚み 1 mmの平ワッシャです。

平ワッシャ モデルデータ

M4-16 六角穴付きボルト

六角穴付きボルト(キャップボルト)です。ボルトの頭に、ローレットがついていないものは、あまり見かけませんが、ローレット溝の無いものが入っていました。

M4-16 六角穴付きボルト モデルデータ

ベアリング・リニアブッシュ

シャフト構造

3Dプリンタでは、アルミフレームをレールに使用する機種と、シャフトを使用している機種があります。FlsunCubeは、円柱のシャフトを使用しています。

ステッピングモータ

3Dプリンタは、ステッピングモータで、印刷ヘッドやベッドを動かします。

3Dプリンタによって、ヘッドとベッドの動き方は、異なります。ヘッドが動くことで、揺れが発生し、印刷品質が下がります。そのため、動く部分は、軽いほうが印刷品質に有利になります。

プレート

#Dプリンタで、シャフト上で動く部品は、キャリッジと呼ばれます。

FlsunCubeは、アクリル版に部品を配置してキャリッジを作成します。

エクストルーダー

エクストルーダーは、樹脂フィラメントを送り出す部品です。FlsunCubeでは、樹脂部品で作られたエクストルーダーを使用しているので、定期的に交換する必要があります。どこかの段階で、アルミ製のエクストルーダーに交換したほうが良さそうです。

印刷ヘッド

FDM型の3Dプリンタでは、樹脂フィラメントを溶かし、印刷ヘッドから押し出して形状を作成します。

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