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3Dプリンタ・キット FlsunCubeを購入しました。
3Dプリンタ・キットは、部品の交換や改造することが前提です。部品の形状をFusion360でモデリングする方法について確認しました。
構造
キューブ型の3Dプリンタは、フレーム構造とリニアレール、ヘッド、エクストルーダーで構成されています。
フレーム構造は、専用の板金部品で作られているものと、汎用のアルミフレームを利用して作成されている製品があります。
フレーム構造
FlsunCubeの筐体は、アルミフレームで作られています。
FlsunCubeでは、フレーム構造に汎用のアルミフレームが使用されています。でも、なんだか、断面の厚みの薄いアルミフレームが使用されていました。
FlsunCubeでは、Φ8の丸棒がシャフトとして使用されています。そのシャフトをアルミフレームに固定するために、シャフトフォルダが使用されます。プラスチック部品です。
FlsunCubeでは、Φ8の丸棒がリニアシャフトとしても、回転を伝達するための軸としても使われています。
回転を伝達するための軸として使われるΦ8の丸棒を固定するベアリング608ZZ ABEC-7(内径8mm×外径22mm×幅7mm)のフォルダとして使用されます。
ボルト、ナット類
JIS M4 四角ナットをモデリングした。
アルミフレームは、フレームの溝に、四角ナットなど、専用のナットを入れることで、ボルトで固定できます。そのことで、いろいろな形状のフレーム構造を溶接などの作業をすることなく、簡単に行うことができます。
FlsunCubeでは、アルミフレームの溝にキッチリ入るナットではなく、横からでなく上からも入れれるように、JIS M4 四角ナットを使っています。そのため、溝に対して、四角ナットが斜めになっていないと、ボルトを締め付けると外れてしまいます。
六角穴付きボルト(キャップボルト)です。ボルトの頭に、ローレットがついていないものは、あまり見かけませんが、ローレット溝の無いものが入っていました。
ベアリング・リニアブッシュ
ボールベアリング、950ZZ (内径5mm×外径9mm×幅3mm)をモデリングします。
シャフト構造
3Dプリンタでは、アルミフレームをレールに使用する機種と、シャフトを使用している機種があります。FlsunCubeは、円柱のシャフトを使用しています。
ステッピングモータ
3Dプリンタは、ステッピングモータで、印刷ヘッドやベッドを動かします。
3Dプリンタによって、ヘッドとベッドの動き方は、異なります。ヘッドが動くことで、揺れが発生し、印刷品質が下がります。そのため、動く部分は、軽いほうが印刷品質に有利になります。
プレート
#Dプリンタで、シャフト上で動く部品は、キャリッジと呼ばれます。
FlsunCubeは、アクリル版に部品を配置してキャリッジを作成します。
エクストルーダー
エクストルーダーは、樹脂フィラメントを送り出す部品です。FlsunCubeでは、樹脂部品で作られたエクストルーダーを使用しているので、定期的に交換する必要があります。どこかの段階で、アルミ製のエクストルーダーに交換したほうが良さそうです。
印刷ヘッド
FDM型の3Dプリンタでは、樹脂フィラメントを溶かし、印刷ヘッドから押し出して形状を作成します。
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