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一般的なCAD講習の初期にモデリングするような、 単純な形状をモデリングして、CreoElement/Direct Modeling Express 6の操作に慣れていこうとおもいます。
講習会などでは、ダイレクトモデリングのスケッチは、どのように、操作するように勧めているのか、かなり興味があります。 しかし、情報がないので、自分で考えながらモデリングしていくことにします。
今回、モデリングする形状です。
モデリング
ワークプレーンを選択します。
基準線がほしいので、下書き線を引くことにします。
「無限下書き線:2点」を選択します。「プル回転(プロファイル)」は、「無限下書き線:2点」を選択したことで、キャンセルされたようです。
左下の入力枠に、「0,0」を指定して、始点に原点を指定します。
角度90°の位置で、クリックし、確定します。
続けて、下書き線を引きます。
角度0でクリックします。
左上に表示される了解を押すと、あるいは、Escキーを押すと、あるいは、マウスホイールを押すと操作が確定します。
Modelingタブの「円弧」、「中心&2点」を選択します。
メニューのModelingタブの右端で、「トリメトリックビュー」を選択し、表示の向きを変更します。
ワークプレーンの名前が表示されている側が、正面になっています。
「ビュー:カレントWP」を選択します。
スケッチする際に使用するワークプレーンの真正面の向きに変わります。画面の下側が正面になっていることが分かりました。
下書き線の交点を中心点に選択し、下側に10のところで、クリックして始点を設定します。
横の下書き線上に円弧の終点を設定します。
円弧の端点をクリックし、始点に設定し、水平にマウスを動かし、Tabキーを押し、キーボードから長さ32を指定し、クリックして、終点を指定します。
この長さと角度を指定するスタイルを極座標と呼びます。
「直線/円弧」を選択します。
縦と横の長さで点を指定するスタイルをデカルト座標と呼びます。下部のアイコンで切り替えることができます。
このように表示されます。
デカルト座標表示では、Tabキーで、ビュー上の寸法表示に移動できないようです。 横と縦のどちらかであれば、左下の入力枠に[数字]または、数式を入力し、Enterキーを押すことで移動量を指定できます。 移動方向は、寸法線が、オレンジ色の矢印で表示されます。
描き終えたら操作を確定します。
左上に表示される了解を押すと、あるいは、Escキーを押すと、あるいは、マウスホイールを押すと操作が確定します。
描いたスケッチの寸法を確認するには、ModelingタブのAnno作成を選択します。
寸法の指定方法は説明しにくいので、実際に操作して感覚をつかんでください。
メニューのModelingタブの右端で、「トリメトリックビュー」を選択し、表示の向きを変更します。
ワークプレーンの枠を選択し、プル直線の矢印をドラッグして押し出します。
24押し出します。
左上に表示される了解を押すと、あるいは、Escキーを押すと、あるいは、マウスホイールを押すと操作が確定します。
マウスのホイールをドラッグして、モデルの向きを変更します。図で示す平面を右クリックし、「新規WP」を選択します。
「面に平行」を選択し、面をクリックし、先ほどの図で示した面を選択し、確定します。
平面が作成されます。
ワークプレーンの枠を選択し、「直線/円弧」を指定します。
最初の点を指定し、カーソルを上に移動し方向を指定します。
左下の入力枠に距離を指定します。
極座標を選択します。
Tabキーを押して、キーボードから角度150を入力し、OKをクリックします。
ちょうどよいスナップも寸法指定も表示されないので、トリムで削除する予定で、線を描きます。ホイールをクリックして、ツールを終了します。
再度、「直線/円弧」を選択し、始点を指定します。マウスを上に移動し、これから作成する直線の方向を指示します。
寸法を指定します。
水平に線を描き、斜めの線と交わるところをクリックして、終点に指定します。
Modelingタブの2D編集から、トリム、単一要素をクリックします。
削除する線の残す側を選択します。
切断する点を指定します。
削除できました。スケッチは、下の線が描かれていません。この状態で、押し出せるのでしょうか? 押し出せることができても、できなくても不思議ではない気がします。そこで実際に試してみることにします。
ホイールをクリックして、スケッチを確定し、
メニューのModelingタブの右端で、「トリメトリックビュー」を選択し、表示の向きを変更します。
ワークプレーンの枠をクリックしても、プル直線が表示されません。そこで押し出せないことが分かります。
「ビュー:カレントWP」を選択します。
「直線/円弧」を選択します。
直線を描きます。プロファイルが完成しました。
改めて、ワークプレーンの枠をクリックします。今回は、プル直線が表示されます。
24押し出し、確定します。
寸法が正しいことを確認します。
Modelingタブの3D編集、その他から、対称を選択します。
対象平面を選択します。
コピーをチェックし、確定します。
ミラーで、複写できました。
Modelingタブのモデルから、ブール、和を選択します。
ツールとブランクに、それぞれ対象のモデルを指定し、「ツールを残す」のチェックを外し、確定します。
ワークプレーンの表示を消しても、ところどころ、アノテーションで作成した寸法表示が残ります。
ビュータブの表示から、「3Dラベルのオン/オフ」で、表示非表示を切り替えることができます。
アノテーションが消えました。
使用したバーション
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