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過去の図面や設計資料は重要です。しかし、紙の資料は、紙が劣化します。また、5Sの片付けで、破棄されることは、よくあります。 できれば、資料のバックアップとして、電子化して、光学ディスクに保存しておきたいものです。
もちろん、CADデータだけでは、使用するCADが変更されたり、OSの変化で、CADアプリケーションが対応しなくなったりして使えなくなることがあるので、万能で、消失の危険が少ない紙に印刷された状態で保管するのは大切です。
データで、保存する場合も、作成したCADの形式のデータ、dxf、stepなどの共通形式、pdf、pngなどの画像など複数の形式でほぞんし、参照したくなった時、読み込めない危険を避ける必要があります。
光学ディスクに保存した場合、約10年で、新たな光学ディスクに書き込み直さないと読み込めなくなる危険があります。そのため、紙に印刷した形で保管する必要があります。
古い図面の管理
手書きの図面や青刷り印刷、プロッターで出力された図面も、印刷が薄くなってきたり、紙が劣化してくるので、定期的に、書き直す、あるいは、コピーする必要があります。
コピーする機会に、画像データーとしても保存しておくべきです。
製本された大判の図面
図面は、大判と呼ばれる大きな紙に書かれていることが多いです。
大判コピー機は、文具店や印刷業者が所有していることが多いので、コピーサービスを利用します。
しかし、製本された大判のコピーに対応したコピー機を所有している業者は、限られます。
製本された大判の図面のスキャン
基本的には、写真撮影です。ブームの付いた三脚とデジタルカメラ、照明を用意すれば、可能です。しかし、枚数が多ければ、写真好きでなければ、作業は、かなりの苦行になることが予想されます。
大判の製本された図面のスキャニング装置は、動画共有サービスで見つけることができます。
創作意欲が刺激されると思います。自分で、撮影台を作成してみるのも面白いかもしれません。
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