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ジュエリーをCADでデザインするのは、少し違和感を感じるかもしれませんが、光造形方式の3DプリンターやNC切削装置が存在するので、3Dモデルのデータがあれば、実際に作成できます。
ジュエリー作成は、趣味としても広く知られており、銀粘土(シルバークレイ)を使って造形した後、焼き固める方法やロストワックス用のロウを使って造形し、ロストワックス法で、造形する方法、銀線をロウ付けして作成する方法などがあります。
ジュエリーCADを使って、実際にジュエリーを作成する方法として、いくつかの方法が考えられます。
銀粘土を使って、シルバージュエリを作成する方法であれば、粘土を整形する型を作る方法が考えられます。ロストワックス法で、鋳物として作成する場合は、蝋型を切削して作成する方法とロストワックス用の樹脂を使って3Dプリンタで出力する方法、蝋型を作る型を切削して造形する方法と3Dプリンタで出力する方法が考えられます。
ジュエリーCAD
ジュエリーCADを検索すると、ソリッド・ワークスとアドオンを使用するものや、Rhinoceros(ライノセラス)とアドオンを使用するもの(RhinoGOLD,EVANCE MAESTRO)が見つかります。ソフトウェアと学習講座が、セットになっています。問題は、どちらも趣味で始めるには高価であるため、ハイアマチュアが、起業を目的にする場合、既に起業されている、あるいは、職業とされている方向けの製品です。
単純に、趣味や興味で、ジュエリーモデリングを行う場合、Fusion360(個人、あるいは、特定の条件では)などの無料で使える3D-CADを用いて、モデリングを行うことができます。
3D-プリンタ
3D-プリンタを持っていなくても出力サービスを利用すれば、モデリングした形状を出力可能です。
現在、光造形用の3Dプリンタが低価格で入手できるので、個人で導入することもできます。光造形方式の3Dプリンタは、プリンタ本体の価格だけでなく、使用するレジンやバットのフィルムや、造形物の洗浄など、消耗品の費用が負担になるので、維持コストの低い機種を選択することが大切になります。
以前は、Form2がよく紹介されていましたが、消耗品の価格が高いこと、定期的に必要なUVランプやガルバノミラーの交換費用が高価なため、その対策として、代理店を利用して、保守契約を結ぶ必要がありました。
現在は、低価格で、造形解像度の高い機種が登場しているので、より、利用する障壁は低くなっています。
ロストワックス法の型を直接出力する場合は、キャスタブルレジンを使用すると結果が良好になるようです。
ジュエリー・モデリング
インターネット上でには、紹介されている宝飾品のモデリングのチュートリアルが紹介されているサイトが存在します。見つけたときは、そのサイトのリンクを記録しておくと後で参考にできると思います。
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